第40期 霧島酒造杯女流王将戦 第1局のテレビメモ
第40期霧島酒造杯女流王将戦 第1局を観ました
解説:阿久津八段 聞き手:井道女流
対局日2018年10月13日
三間飛車
里見香奈女流王将が初手にけっこう時間を使っていたのがめずらしく、1分以上かけて初手3二飛車と指しました。
阿久津八段「ちょっとびっくりというかめずらしい、この手を指すつもりでいたから時間を使って気持ちを落ち着けて、普通ではあまり多く指されてない形」
距離感が独特
阿久津「独特の間合いが振り飛車党らしい振り飛車というか。男性で言うと久保王将や菅井さんみたいな感じの振り飛車ですかね。間合いの取り方というか。里見さんの将棋はなんかフワフワしてるというか(つかみ所がない)距離感が独特。」
面倒見のはなし
井道女流「私が20代前半ぐらいの時は、研究会とかを一緒にやってもらって大阪で。メンバーを集めてくれたりとか。
そういう事やる感じに見えないじゃないですか里見女流王将が。一人で黙々と勉強していそうな印象を皆さんお持ちなのかなって思うんですけど、けっこうそういう風に、面倒見良いって言うのかわからないですけど、
そうやって声をかけると「いいよーやろうー(^o^)丿」みたいな感じの」
(*˙˘˙*)
楽しく将棋を指したいと言われていたように、おもしろい対局でした🌸
前日インタビュー
Q 一年ぶりの都城
里見女流王将「やっぱりすごく場所柄もすごく良い所ですし、本当に最高の環境を毎年整えて頂いているんだなということを実感してます」
Q 第1局へ向けての準備
里見女流王将「番勝負なんですけれども、今回は楽しく将棋を指したいなというのがありまして、もちろん勝ち負けにこだわるものなんですけれども、それに加えてやはり将棋を楽しく指したいなという思いがあります。」
Q 第1局への抱負・意気込み
里見女流王将「たくさんの方々に観て頂きたいなと思いますので、私自身はやはり力を精一杯出し切れるように、当日はしっかり考えて、一生懸命指す姿をお見せできればと思っております。」
終局後インタビュー
Q 本対局を振り返って簡単な印象
里見女流王将「ちょっと力戦の形になったんですけど一手一手考えて進めていく将棋だったかなと思います。」
Q 里見女流王将の先手3二飛車が印象的だったんですが、それは考えていたのか
里見「場合によっては、ちょっとなるかどうかわからないんですけど作戦の一つとして一応考えてはいました。」
結果だけ見ると簡単に勝ったように思ってしまうけど、
映像で見ると本当に力を振り絞って将棋を指されていて
すごいなぁーと思いました(ღˇᴗˇ)。o♡