びぼうろく

読んだもの見たもののメモ

好きな道なら楽しく歩け

2010年に刊行された里見香奈女流のエッセイ本を読みましたφ(.. )

一言で言うとほのぼの~🐥で癒されました

大好きな家族・友達・女流名人戦などが書かれています

本のタイトルは香奈さんの好きな言葉で、人生の根幹であり目標であり戒めでもあるそう

  

 

お母さんの話

大好きな母は、大のおせっかい好きです(笑)。「あなたは女の子なのに、どうしてスカートをはかないの?」といわれても、常に「絶対やだ」といっておせっかい好きな母を困らせました。

「そんなに冷たいものばかりを飲むと、お腹こわすよ」すると、歯向かうようにアイスなどを食べ……またまた母を困らせます。そうやって、私は生まれたときから母を困らせてきました。

 

 

お兄ちゃんの話

私は小さい頃から兄のあとを追っかけ、遊んでもらっていました。私が弟ならともかく、女の子なのに兄は嫌がりませんでした。普通、女はあっちへ行けなんていって邪険に扱われるのに、兄や兄の友だちも、すんなり私を受け入れてくれました。

 

そんなお兄さんの香奈さん評

「馬鹿な事もするひょうきんな妹」(ノ^^)ノ

勉強熱心で普段は家族思い、でもちょっと馬鹿な事もするひょうきんな妹だそうです

 

 

妹の咲紀さんの話

妹とは、楽しく話しているうちに、いつの間にか喧嘩になることも多々あります(笑)。食事のときは食べ比べして、コレが美味しい、いやアレのほうが美味しいと盛り上がり過ぎてもめることもあります。

 

咲紀さんはこまめにメールをくれたり、女流名人戦の前にお守りを買ってきてくれる優しい妹とのこと🌷

 

歯向かうようにアイスを食べたり🍦どっちが美味しいかでもめる香奈さん…笑

格闘技好きでマニアックな所とか

上手く言えないけど大泉洋的な面白さを感じました😁

 

 

ブックデザインも凝っていて楽しいです

↓ 小さい頃のお絵描きやハンコの指了図とか

里見香奈 

女流名人戦。その場の空気を切り取ったような良い写真ですね

 

香奈さんが子供の頃に教わった石飛先生も登場。そこで楽しく続けられたから今の香奈さんがいるんだなーって感じました😃

先生は2018年に亡くなられたそうでご冥福をお祈りします。

春はお別れと退会と辛いことが重なった時期だったんですね

 

香奈さんは女流棋士から奨励会に入りましたけれど

一人だけ集団から外れた事をするのは勇気がいるし、反発も凄かったんじゃないでしょうか

男子校に女子1人みたいな環境で苦労もあったと思うんですけど

ひたむきで真っ直ぐな所はずっと変わらなくてすごいな~って

 

 

サンプル ↓

www.futabasha.co.jp

撮影:弦巻勝 監修:森けい二

AD:祖父江慎 デザイン:佐藤亜沙美

奥深き「本の装丁」の世界へ。佐藤亜沙美が語る、ブックデザインという仕事 | キャリアハック