第26期 大山名人杯倉敷藤花戦の感想
里見「無力は無力だが全力で将棋を指すことで何か変わるきっかけになれば」
2018年11月、第26期 大山名人杯倉敷藤花戦が行われました( ..)φ
それから4カ月後の倉敷藤花戦でした
第2局の記者会見で、里見さんが倉敷への想いを語ったのですが
とてもぐっときたので書き起こします(*´ᴗ`*)
第1局は まさかの相居飛車
△後手 谷口由紀女流二段
里見さんは相手が振り飛車なら、居飛車を指すことが多いのですが
谷口女流が有利に進めて優勢になるも、
里見さんがものすごい粘りでひっくり返して勝利しました
108手目、後手が△4八竜と銀を取ったため後手玉が詰んだらしい。
1分将棋での攻防でした
里見さんの最後まで諦めない気持ちにとても感動したし
倉敷への想いや覚悟が伝わってくるタイトル戦でした
個人的名局賞です😊
2018年11月6日 三番勝負 第1局 里見香奈倉敷藤花 対 谷口由紀女流二段|第26期大山名人杯倉敷藤花戦
第2局終了後インタビュー
Q.心の持ちようというのは、今回はどういう持ちようだったのか?
里見
「7月に岡山県の方がすごく大変な災害に遭われたっていう事も・・
昔から倉敷の地にはご縁がありまして、小学生の時から女流棋士になってからも、沢山足を運ばせて頂いてましたので、自分に出来る限り何か伝えることができたら嬉しいなと思っていました。
正直何が出来るかっていう事は、無力は無力なんですけれども、その中でも全力で将棋を指すことで何か変わるきっかけになれば・・少しでも早く復興に進んで行かれたら本当に嬉しいなという気持ちで臨んでました」
当時、真っ先に私のところに連絡してくれたのが里見倉敷藤花でした。倉敷藤花として、何か倉敷に役に立てる事はないでしょうかと。人一倍に倉敷の思いを持っている里見倉敷藤花です。
里見女流は全力で頑張ることで、被災者の力になりたいと思ったんですね
一生懸命話す里見さんにぐっときました・・
チャリティーイベントに出演したり、チャリティーオークションで対局権を出品されたりもしてましたね
私も被災した時は、いろんな所から来てくれたボランティアの人達や、
全国の人が募金してくれた義捐金を頂いて、
そうやって想ってくれる人がいる事に勇気づけられました🌈
西日本豪雨災害の募金箱を置いている所もあるので、
被災地に義捐金が届くので募金してます😃
一日もはやく元の生活に戻れますように🍀🌛
動画↓