里見香奈さんの休場と復帰
里見女流が休場する前の記事と、復帰した当時の記事を読みました( ..)φ
畠山鎮七段は言う。「たとえば東京の女流棋士イベントの翌日大阪の奨励会だったり、大阪の奨励会の翌日東京の女流棋戦だったり。体を壊さないか心配です」
里見さんが休場発表する数カ月前、奨励会二段の時の記事です
ハードスケジュールの中、マッサージに行くのが楽しみとのこと。
こんなにつらい道をなぜ行くのか。
「悔いを残したくない。若いうちに苦しい経験をしておきたい。今がその時期だと思うんです」
棋戦プレイバック*1
里見女流名人は、細い体がますます細くなり、色白の顔はぬけるように白かった。
対局が始まると女流名人はマスクを着用。時折軽くせきこむ。後半に入ると、呼吸も荒くなり、ゼーゼーという声が、空調の音にも勝るほどに(大・丈・夫………?)。
私は一体何を心配しているのか。自分の立場を忘れているにもほどがある。
里見さんの休場明けのタイトル戦、相手は清水女流六段でした
清水さんの文章は少女小説家っぽくておもしろかったです
清水さんの優しさが伝わってきますね😊
当時の観戦記や中継ブログに里見さんの様子が載ってますけど
将棋を指すのもやっとで、満身創痍という感じです
そういう状態から三段リーグに復帰するのは勇気がいっただろうし、女流と三段リーグの両立を最後までやり遂げたことは偉業ですよね😃
*1:NHK将棋講座2015年6月号